00れびゅ第10回「アレルヤ」：熱烈的逃亡日記：SSブログ

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00れびゅ第10回「アレルヤ」　[ゆとりの送るガンダムOOれびゅ] [編集]

「MSの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではないさ」
どこのシャアだあんたは…

異名が「黒いおとめ座のグラハム」と言われても納得しそうな感じで第１０回です。

アレルヤとハレルヤ

温厚なアレルヤの内に潜む狂戦士、それがハレルヤ。
えと、前回はナドレのキャストオフ止まりでハレルヤのことをまだ書いてないのですが、それについてもまた時間があれば9.5回をする予定なのでご了承下さい。今までは「何故、ハレルヤが存在しているのか」については曖昧にしか分らなかったのですが、その正体は人体改造の産物。軍事目的での改造なので、成功と言えば成功ですが、兵器は従順に使われてこそ兵器。そう考えればただの失敗作となります。温厚なアレルヤとは違い、前回のアレで分かるようにあまりにも凶暴なハレルヤですが、彼が表舞台に出てくる機会がアレルヤが一人の時だけだということに彼なりの優しさを感じてしまうのは自分がただのお人好しなだけですね。
まあ、それはともかくとして、ソーマの登場によりアレルヤの受けた悪魔の実験が未だ続いていることを確信したものの、それをどうするかで互いに意見の分かれる二人（実質一人ですけど）ですが、アレルヤは温厚というか平和主義というかで超人の保護を訴え、現実主義者のハレルヤは超人の抹殺を主張します。が、どう考えてもアレルヤ論破されすぎですorz まあ、仲間殺したり等の暗い所は全てハレルヤが行った結果ですかね。

~~どうでもいいことですけど、~~主人公なのに影薄いよ刹那さん。
過去との戦い

…嫌なことあったのは分かるけど、4本も飲んだら流石に吐くと思います。普通…
アレルヤが下した決断はハレルヤの手を借りず自らの手で、過去を断ち切ること。別にミッションプランってマイスター側からも進言OKなんですね。そして、そのプランは成立、人革連のコロニーへの武力介入が開始…、ってコロニー!?

これが00におけるスペースコロニー。まだ種よりかはコロニーってますね（ぉぃ
今までの話からしてまだ建設中なのかと思っていたのですが、もう完成しているのがあるとは。
…そう考えると軌道エレベータすら完成していないAEUって相当問題ある気が。~~だからコーラサワーか。~~
戦闘の編成はキュリオス・ヴァーチェ組。後方支援のティエリアさんですが、ロックオン兄さんに「かわいい」とまで言われるほど、冒頭でスメラギさんに突っかかっていたわけですが、前回あんな目に会ったのはアレルヤが捕まったからであって、冷静に考えればあの時アレルヤが脱出してればナドレさらさずに済んだわけで。実のところ、アレルヤが一番悪い訳で。だから今回相当ギクシャクするかなあ、なんて思っていたらむしろアレルヤをマイスターとして認めてしまいました。
つまり、己が認めた存在には手を差し伸べるが、己が認めぬ存在には容赦しないというのがティエリアさんなのですかね。あれ、かっこいいぞティエリアさん！

またどうでもいいことだが、ガンダム史上これほど盛り上がらない主人公機の発進シーンがあっただろうか。影薄いよ刹那さん。
過去との決別

過去との決別を誓った、しかし仲間の叫びがアレルヤを迷いへといざなう。
なんというか今回のアレルヤの問題点は全てハレルヤが言ってしまってますね。人を殺したくなければ戦場に来なければいいだけのことです。どんな言い訳をしても、人を殺したという事実は変わらない。そしてその事実に目をそむけてはならないということでしょうか。どんなに理想があっても必ず目の前には「事実」が突き付けられる、どんなに「撃ちたくない」という理想があっても、「撃たなければならない」という事実しか目の前には無いのですから。

ハレルヤの涙、それは事実から目を背けていたアレルヤへの涙なのでしょうか…
まとめ

…長いですね。最後まで読んでくださりありがとうございます。なんだか久しぶりにこんなに長く書いたような気が。今回は果てしなく刹那の影が薄かったのですが、次回は因縁のアダディスタン編。どう考えても刹那メイン回なので期待します。それでは次回お会いしましょう。
おまけ

…ホント婿に最適ですね、沙慈君
温かい目で見守りましょう。ええ、温かい目で…