つまり、徳を積んだ者にのみ贈賄の権限は与えられるのである。

特別反省編はまた後日です。久しぶりの一般ネタです。

さて、世の高校生によってはバイトをする今日この頃ですが、中学時代の友人が近所のスーパーでバイトしているということから物語は始まります。尚、女皇様の記事のようなハートウォーミングな出来事は皆無なことはご了承下さい。

近所のスーパーで働く友人i氏…、友人と言ってもそこまで仲良くしてた訳でもないし、かと言ってあまり話したことの無い関係、つまりアレです。知り合い以上友達以下の関係。ちなみに、僕の交友関係8割これに当たりますorz まさに広く浅くの弊害ですね。

では、本編。本日(厳密には昨日か)夕方、部活帰りの僕に晩飯用の一杯を確保するミッションが。もちろん酒ではなくジュースです。給料入ったばかりの我が家は余裕しゃくしゃくです。だから毎月給料日前には必ず悪夢をみることになるのだが。そこで僕は我が家に一番近いスーパーに特攻をかけることに。もちろんそのスーパーにはi氏がいます。スーパーに入った瞬間に奴と目が合いました。しかも、僕は何を血迷ったのか、ずうっとにらみ続けたまま、飲料関係売り場へ。基本僕の行動は自分ですらよくわかりません。その結果が前回のアレですから。で、時間的にスーパーにそこまで客が来てなかったので、まあ、店員及びi氏は暇人化してますね。すると、レジ係のi氏は何故か僕の所へ接近。次に奴は客に軽い体当たりをしかけやがりました。そして、肩と肩がぶつかったまま両者終止無言。多分、「お前何しにきたんだ。氏ね」「お前こそレジさぼんな、氏ね」と、互いに心の中で罵り合うという、まさに最低限文化的な戦いがそこにあった訳です。その後、i氏は撤退。第一次会戦はこちらに軍配が上がった模様。その後、明日の朝食も調達した後、レジへ行くと、運悪くi氏のレジしか空いてません。これはどう考えても二次会戦フラグ。仕方なくi氏のレジへ行くと、レジ台の上にカゴを横に置かれてました。まさかの「隣のレジへお回り下さい」攻撃。貴様はそれでも店員か。流石にそのままにしておくと奴自身の身が危ないので、カゴをしまってレジ戦開始。無論、赤の切れやすい他人だったら確実にキレるようなやる気の無さでレジ打ちを行っていくi氏。そして最終決戦勘定へ。払う金額は282円。ここでハートウォーミングなストーリーになれば、i氏が「2円は負けといたるわ」なんて言うのですが、そんなのまずあり得ない状況。仕方なく、財布から三百円を差し出す。するとi氏、こちらを見て


「2円は？」


もう分かってるよね。お兄さん1円玉しか持ってなかったの。game over

敗北の文化―敗戦トラウマ・回復・再生 (叢書・ウニベルシタス 869)

• 作者: ヴォルフガング・シヴェルブシュ
• 出版社/メーカー: 法政大学出版局
• 発売日: 2007/08
• メディア: 単行本

i氏はとても良い奴ですからね。僕以外には…

コメント 2

女皇様の記事…？

ショモたんの記事と勘違いしてらっしゃる？もっかい確かめて来な。


それにしてもハートウォーミングすぎるぜ、この話！
思わずツジョウ氏を応援してしまいましたよ！
「i氏なんかに負けるな～！」と。

嘘だけど。


でも素敵だなぁ…男同士の熱いプライドを賭けた戦い！
まさに天上天下ｖｓ.ツジョウ氏の構図と一致してやがりますね！

これからも最低限文化的な抗争を維持していくよう、最大限文化的な努力を尽くしていく所存で御座いますので、宜しくお願い申し上げます。
by ラプラスの悪魔 (2007-10-30 19:11) 

>でも素敵だなぁ…男同士の熱いプライドを賭けた戦い！
いや、「仕掛けたら負けだ。でも、何も仕掛けないのもつまらない」とかいうとても男の腐の部分炸裂の鬱対決以外なんにでも無いような気がするのは僕だけでしょうか。では、その悲劇を繰り返さぬよう、僕も最低限文化的にROMりますね。
by 都城(元R) (2007-10-30 23:45)